広瀬 日本勢メダル代1号 妻と3人の愛娘の声援に「頑張れた」
「リオ・パラリンピック・柔道」(8日、カリオカアリーナ)
競技が本格的にスタートし、視覚障害者による柔道は男子60キロ級の広瀬誠(39)=愛知県立名古屋盲学校教=が銀で今大会の日本選手団メダル第1号となった。柔道男子66キロ級の藤本聡(41)=徳島県立徳島視覚支援学校職、競泳男子100メートル背泳ぎ(知的障害)の津川拓也(24)=ANAウイングフェローズ・ヴイ王子=はともに銅メダルに輝いた。
日本勢の第1号メダルを手に入れた。柔道男子60キロ級の広瀬は、04年アテネ大会と同様に金メダルまであと一歩。それでも「自分の出せるものを全部出して負けたので、相手をたたえたい」と話す表情は穏やかだった。
4度目のパラリンピック。決勝は開始早々に技ありを奪われた。中盤、仕掛けた投げを返されて再び技あり。合わせ技で一本負けを喫した。
妻の里美さんと3人のまな娘がリオへ駆けつけた。何度も「お父さん頑張って」の声が会場に響く。「おかげでぎりぎりの試合も頑張れた」。39歳の父は約束通り、家族のもとへ価値ある銀メダルを届けた。
