バド佐々木、現役に終止符 2大会連続五輪、前回8強

 リオデジャネイロ五輪で2大会連続出場したバドミントン男子の佐々木翔(34)=トナミ運輸=が5日、競技人生最後の大会として臨んだ愛知県一宮市での全日本社会人選手権の男子ダブルス4回戦で敗れた。前回のロンドン五輪でシングルス8強のベテランは現役生活に終止符を打ち「自分がやれるところまでやれた。未練は全くない」と晴れやかにコートを去った。

 1ゲームずつを奪い迎えた最終ゲームは終盤までもつれ、最後は19-20から自らの放ったスマッシュがネットを越えなかった。惜敗にも「気持ち的には五輪で終わっている。最後は楽しみたかった。いい試合ができた」と満足そうに語った。

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