日本体操協会は３１日、リオデジャネイロ五輪の祝勝会を東京都内で開き、体操男子で団体総合と個人総合の２冠に輝いた内村航平（コナミスポーツ）は約７００人を前に「これだけの人を集める活躍ができたことをうれしく思う。ようやく一番欲しかったもの（団体金メダル）を手に入れた。東京五輪へいいバトンをつなげる」と笑顔であいさつした。

　体操では白井健三（日体大）や女子で４８年ぶりの団体４位に貢献した寺本明日香（レジックスポーツ）、トランポリン男子で４位の棟朝銀河（慶応義塾）も出席した。内村は東京五輪に意欲を示しつつ、「東京世代の選手に引き継いでもらいたい」と期待した。