吉田沙保里のコーチ就任希望 レスリング本部長、個人的見解で

 【リオデジャネイロ共同】日本レスリング協会の栄和人強化本部長は19日、リオデジャネイロ五輪の女子53キロ級決勝で敗れて4連覇を逃した吉田沙保里について、個人的な見解として今後は女子日本代表と母校の至学館大でコーチを務めてほしいとの希望を持っていることを明らかにした。

 去就については帰国後に話し合う予定。吉田は18日の試合後「今の気持ちでは、やる勇気もない」と消極的な発言も漏らしていたという。日本協会は4年後の東京五輪に向けても、世代交代も視野に入れていく方針を打ち出しており、来年の世界選手権(8月・パリ)は若手を起用するとしている。

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