IPC、ロシアに制裁も WADA報告書受け
【ロンドン共同】国際パラリンピック委員会(IPC)のクレーブン会長は18日、世界反ドーピング機関(WADA)調査チームの報告書で、ロシアの国ぐるみの違反隠しはパラリンピック競技でも行われていたと指摘されたことを受け「クリーンな選手を守るために理事会で必要な対応を検討する。(今夏の)リオデジャネイロ大会に関わる暫定的な制裁も含む」との声明を出した。
報告書では2012~15年の間に、実際には陽性反応が出ていたロシアのパラリンピック選手の35検体が陰性だと虚偽報告された。同会長は「非常にショックを受けている」と述べた。