石川祐希、2度目のセリエA挑戦はリオ切符逃した屈辱がバネ

 バレーボール男子全日本代表のエースで、今冬にイタリア・セリエAのラティーナへ加入する石川祐希(20)=中大=が8日、都内で会見し、意気込みを語った。

 全日本男子は世界最終予選で8チーム中7位に終わり、リオデジャネイロ五輪出場を逃した。代表の未来を背負うものとして「リオ五輪に出られなかったことは相当ダメージが大きいと思うし、痛い。その分やらないといけないことがたくさんあるし、海外経験は必ず必要になる」と、危機感を募らせていた。

 20年東京五輪も控える中、個々の選手のレベルアップは必須。「自分だけじゃなく、他の選手も海外にいけるようになると男子バレーは強くなる。東京五輪はメダルを期待されていると思うし、常に1番上を目指していきたい。そのためにはアクションを起こしていかないといけない。自分が先頭を切ってやっていけたら」と、エースの自覚を口にした。

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