トヨタ優勝目前残り3分でストップV逸

 フランス伝統の自動車耐久レース、第84回ルマン24時間は19日、ルマンのサルテ・サーキット(1周13・6キロ)でゴールを迎え、初優勝を狙ったトヨタは中嶋一貴(31)の5号車が残り約3分までトップを走行していたが、マシントラブルで失速。まさかの45位でゴールにたどり着いた。

 ポルシェが総合優勝し、2連覇で単独最多を更新する18勝目。2台体制で臨んだトヨタは、小林可夢偉(29)の6号車が2位に入った。

 決勝は雨のため、セーフティーカーに先導されてスタート。5号車は細かいトラブルでの出遅れから徐々に挽回してトップに立ったが、最終盤で突然のトラブルに見舞われた。あと6分のところでパワーを失ってスピードが落ちていき、ポルシェの追い上げをかわせなかった。

 1985年の初参戦から31年。トヨタは18度目の挑戦でも初優勝をつかむことができなかった。ことしの6号車を含め、2位が5度。悲願は、次回以降に持ち越しとなった。

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