日本白星発進 19年W杯日本大会へ上々

 「ラグビー・テストマッチ、カナダ22-26日本」(11日、バンクーバー)

 日本代表がカナダ代表に競り勝ち、昨年のW杯イングランド大会後に主力選手で編成した初めての試合で白星発進した。序盤から流れをつかめず2トライを許したが、前半終了間際にSO田村優(27)=NEC=のPGで逆転。後半は早々にトライを奪われてカナダにリードされ、さらに退場処分で1人少なくなったが、後半29分過ぎにFB松島幸太朗(23)=サントリー=のトライで逆転した。通算成績は日本の15勝2分8敗。

 紙一重の勝利だった。後半ロスタイム、日本はトライを許せば逆転される場面で、カナダの波状攻撃を耐え続けた。最後はモールでインゴールになだれ込まれたが、ボールを地面に付けさせなかった。ゲームキャプテンを務めたCTB立川は「止めれば試合が終わりだと思っていた。チーム全員で守備の意識を統一できた」と汗をぬぐった。

 FWに新戦力の多い日本はラインアウトやボール争奪戦で苦戦。後半は1点を追う展開で攻め込んだ際、退場者を出して14人になった。だが、後半29分に密集近くを駆け抜けたSH茂野からパスを受けたFB松島が「最高のタイミング。あれ以外はトライにならなかった。練習通り」とスピードに乗った走りで逆転トライを決めた。

 昨年のW杯で日本は世界一2度の南アフリカを撃破する大番狂わせを含めて歴史的3勝を挙げた。3年後の次回W杯は自国開催。大きな目標への第一歩となる初戦に辛勝し、男子15人制強化責任者の薫田真広氏は「最後の疲れた場面で守りきったのは大きい。FWの若手はこの経験を生かさないと」と、収穫と課題を挙げた。

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