女子5000メートル石井が初優勝

 「デイリー主催・兵庫リレーカーニバル」(23日、神戸ユニバー記念競技場)

 アシックスチャレンジの女子5000メートルで3月の世界ハーフマラソン代表の石井寿美(20)=ヤマダ電機=が15分39秒92で初優勝。同男子1万メートルはジェームス・ムワンギ(NTN)が優勝し、1組1位の関颯人(東海大)はU-20世界陸上(7月・ポーランド)の代表入りが有力となった。

 20歳の新星・石井が下克上を果たした。会社の先輩で昨年の世界選手権1万メートル代表、西原加純(27)らを中盤から引き離しての完勝に「自分でもびっくり」と初々しく喜びを表現した。

 福島・学法石川高時代はインターハイなどの大舞台とは無縁で「ヤマダ電機に入れたのも不思議」という無名の存在。世界ハーフが初の国際大会だったが「世界は甘くない」と36位に終わった。

 それだけに、実力者を破った今回の優勝は自信になる。照準は東京五輪で「まだハーフだけだけど、マラソンにも興味がある」と夢を描いていた。

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