加藤、安定感抜群の内容で首位通過
「体操・全日本選手権」(1日、国立代々木競技場)
男女個人総合予選が行われ、13、15年世界選手権種目別ゆか金メダリストの白井健三(19)=日体大=は最初の種目のあん馬で落下し、68位スタートとなったが他の5種目で巻き返し、87・850点の9位で3日の決勝進出を決めた。男子は加藤凌平(22)=コナミスポーツ=が90・150点で首位通過。
社会人初戦となる加藤が、安定感抜群の内容で首位通過を決めた。得意の床、平行棒、鉄棒で得点を稼ぎ、課題のあん馬や、つり輪も14点台中盤でまとめた。「初日としてはいい出来。大舞台で強いところを見せられたと思う」と満足げ。五輪代表はすでに内村が内定しており、個人総合枠はあと1枠。「個人総合の枠を狙っている。今大会とNHK杯にすべてをぶつけたい」と力を込めた。





