白井あん馬落下も他種目で巻き返し9位

 「体操・全日本選手権」(1日、国立代々木競技場)

 男女個人総合予選が行われ、13、15年世界選手権種目別ゆか金メダリストの白井健三(19)=日体大=は最初の種目のあん馬で落下し、68位スタートとなったが他の5種目で巻き返し、87・850点の9位で3日の決勝進出を決めた。男子は加藤凌平(22)=コナミスポーツ=が90・150点で首位通過。女子は村上茉愛(19)=日体大=が57・200点でトップに立った。五輪代表は今大会と5月のNHK杯、6月の全日本種目別で男子は残る4人(内村航平がすでに内定)、女子は5人を決定する。

 白井がごぼう抜きで成長を見せつけた。最初の種目のあん馬で落下し「落ちちゃいました。ビックリした」。1種目目を終えた時点で電光掲示板ではほぼ最下位の68位からのスタートとなったが、残る種目は安定した演技で順位を上げ、最終種目の得意の床で9位までジャンプアップ。「やってきたことが間違いじゃないと分かった。あん馬以外は満足」と汗をぬぐった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス