世羅高、次は男女アベック連覇だ

 デイリースポーツ制定「2015年度ホワイトベア・スポーツ賞」の表彰式が10日、東京都千代田区の第一ホテル東京アネックスで行われた。昨年の全国高校駅伝で22年ぶり2校目の男女アベック優勝を達成した世羅高(広島)の岩本真弥監督(50)は、史上初の男女アベック連覇に意欲を示した。

 チャレンジャー精神で快挙を目指す。世羅高を93年の仙台育英(宮城)以来、22年ぶり2校目の男女アベック優勝へ導いた岩本真弥監督は、次の目標に史上初の男女アベック連覇を掲げた。

 男子は大会新記録で史上最多9度目の優勝を連覇で飾り、女子は悲願の優勝とこれ以上ない結果を残した。期待される男女アベック連覇について「そんな大それたことは…」と話しながらも「権利はウチだけにありますから、権利を行使できるように」と意欲を示した。

 優勝メンバーは、女子は5人中2人が残るものの、男子は7人中6人が卒業する。「女子は流れが続く気がするが、男子はゼロからの出発。チャレンジャーとしてやっていった方がいいのかな」と対策を練る。

 優勝を経験し、男子の新しい主将となる吉田圭太(2年)は「メンバーが変わるので、自分たちらしく全国優勝できるように力をつけていきたい」と決意を語った。女子の優勝メンバーで、卒業後にユニバーサルエンターテインメント佐倉アスリート倶楽部に加入する、主将の小吉川志乃舞(3年)は「連覇のプレッシャーもあると思うが、気負うことなく、結果を自信にして楽しくやれば、次も狙える」と、後輩にエールを送った。今年も歴史に新たな1ページを書き加えるか。

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