ラグビー日本代表「勝つことに集中」

 「ラグビー・W杯、日本-スコットランド」(23日、グロスター)

 1次リーグB組の日本代表は23日午後2時半(日本時間午後10時半)、英国西部のグロスターで行われる第2戦でスコットランドと対戦する。22日は試合会場で前日練習を行った。日本は19日に行われた英国南部ブライトンでの初戦で南アフリカから歴史的な勝利を挙げ、21日に移動。中3日で第2戦を迎える。スコットランドは今大会初戦となる。

 南アフリカ戦で最高の歓喜を味わった選手は、既にスコットランド戦へと気持ちを傾けている。フランカーのリーチ主将(東芝)は「方向性がぶれたり、自分たちがキング(王様)だと思ったりしたら終わり。勝つことに集中して準備する」と表情を引き締めた。

 南アフリカ戦の結果が反映された21日付世界ランキングでは日本が11位でスコットランドが12位。しかし、日本協会がテストマッチと認定した対戦では日本の1勝7敗。直近では2013年11月に敵地で対戦し、17-42で敗れている。南アフリカ同様、スコットランドも相当な難敵だ。

 スコットランドはこれが大会初戦。コンディション面でも日本の不利は否めないが、ジョーンズ・ヘッドコーチが就任してから中3日の試合を何度も経験してきた。リーチは「体がきつい中でプレーするのには慣れている。あとはやるだけ」と自信をのぞかせた。

 スコットランド戦もスクラムが鍵となりそうだ。チーム一の巨漢で体重122キロのプロップ山下(神戸製鋼)は「自分の仕事はセットプレー。しっかり役割を果たす」と決意を示す。プロップ稲垣(パナソニック)は21日のメンバー発表後に右手中指を骨折したことを明らかにした。「よくあること。握れるし、問題ない」と気合を入れ、勝負の一戦に臨む。

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