南ア、最多失点「国民を失望させた」

 「ラグビーW杯1次リーグB組、日本34-32南アフリカ」(19日、ブライトン)

 日本に足をすくわれた南アフリカの選手たちはぼうぜん自失。2度の世界一を誇る強豪にとってW杯での34失点は、これまでより5点多いワースト記録だ。沈痛な雰囲気の記者会見で、マイヤー監督は「とても残念な結果。国民を失望させてしまった」とうなだれた。

 何度もリードを奪ったが、そのたびに反則を犯し、五郎丸のPGで詰め寄られた。終盤は足が止まって防戦一方。デビリアス主将は「終始苦しめられた。結果を受け入れることができない」とうつろな表情で語った。

 終了間際にスクラムを選択し続けて逆転トライを奪った日本との差は2点。南アフリカは後半32分にPGで3点を勝ち越したが、結果的にはトライとPGの差が勝敗を分けた。ショックを隠しきれない監督は「自信を持って選んだメンバー。全責任は私にある」と言葉を絞り出した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス