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駿馬、新幕下昇進最年長記録なるか

大相撲夏場所で初優勝した照ノ富士(右)と抱き合って喜ぶ駿馬
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 「大相撲名古屋場所」(12日初日、愛知県体育館)

 東三段目筆頭の駿馬(33)=伊勢ケ浜=が、新幕下昇進の最年長記録に挑む。これまでの最年長は、今場所が新幕下の前乃富士(高田川)の32歳10カ月。駿馬が勝ち越せば、その記録を上回る33歳8カ月での昇進となる。照ノ富士の兄弟子でよき相談相手だが、「大関と一緒に頑張っている感じ」と照ノ富士効果で昇進を目指す。

 駿馬が入門したのは2004年3月場所。杏林大外国語学部中国学科を卒業した異色の経歴を持っている。石川・飯田小1年から相撲を始め、緑ケ丘中、飯田高と相撲を続けた。将来はプロ入りの夢があったが、身長が足りない(当時は173センチ以上)ため、杏林大進学後は普通に学生生活を送っていた。2年生になったとき、167センチ以上という第2検査ができた。家族は中国・蘇州で日本語教師をやるよう強く勧めたが、それを振り切り、再び夢に向かっていった。

 伊勢ケ浜部屋へ移籍してから「2年くらい低迷してました」と打ち明けたが、転機がきた。「最近、大関が幕内の上位で取っているとき、花道で間近で見ていると、気持ちが伝わってくる。控えでリラックスしてるなとか土俵で気合が入ってるなとか。それで、自分もわざと土俵で気合を入れたり、試してみた。一緒に頑張ってる感じ。チームという感じです」。今場所は3年半ぶりに自己最高位を更新した。

 「一番になれるなら何でもいいかな」。何度もはね返された幕下の壁を、駿馬(しゅんめ)のごとく乗り越えるか-。

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