奈良、ダブルスで四大大会初星
「ウィンブルドンテニス」(2日、ウィンブルドン)
男子シングルス2回戦で四大大会14勝を挙げている世界ランク10位の第10シード、ラファエル・ナダル(スペイン)が5-7、6-3、4-6、4-6で同102位のダスティン・ブラウン(ドイツ)に敗れる波乱があった。女子ダブルス1回戦の奈良くるみ(安藤証券)ローレン・デービス(米国)組は6-4、6-4で王雅繁、張ガイ琳組(中国)に勝って2回戦に進んだ。
23歳の奈良が21歳のデービスと初めてペアを組んで四大大会初勝利を挙げ「すごくうれしい。思い切ってプレーができた」と喜びをかみしめた。同じ日のシングルス2回戦で前回覇者のクビトバ(チェコ)に完敗したショックを振り払ってプレー。中国ペアに主導権を渡さず「リターンとストローク力で最後までプレッシャーをかけることができた」と笑顔だった。
