小野塚W杯初優勝 悪条件を味方に
「フリースタイルスキーW杯」(28日、パークシティー)
ハーフパイプ(HP)決勝を行い、女子でソチ五輪銅メダリストの小野塚彩那(26)=石打丸山ク=が83・60点でW杯初勝利を果たした。2位はサブリナ・カクマクリ(ドイツ)で79・80点、3位はジャニナ・クズマ(ニュージーランド)だった。
小野塚の158センチの体が宙に舞った。後ろ向きでパイプのへりから飛び出して2回転。磨きをかけてきた技でW杯初優勝を決め「攻められて、自分の力を出し切った」と笑顔があふれた。
雪が降ったりやんだりして、刻々と雪面のコンディションが変わった。転倒する選手も多かったが、アルペンで鍛えた小野塚には「うまく合わせられた」と好都合だった。
初出場だったソチ五輪で銅メダルに輝いたが「技が少ない」と冷静に分析。五輪後は後方に滑っての2回転の技を習得しようと時間を割いてきた。
開催地パークシティーで、かつて栄えた銀鉱山の採石車をあしらったトロフィーを手に「2年前、初めて2位になったのもここで、相性がいい。世界の舞台で勝って自信になる」とうなずいた。





