高3・常山4強入り!最年少V見えた

 「バトミントン・全日本総合選手権」(5日、代々木第二体育館)

 各種目の準々決勝が行われ、男子シングルスでは、昨年インターハイ王者の常山幹太(18)=東大阪大学柏原高3年=が勝ち、95年に準優勝した舛田圭太以来となる高校生での4強入りを決めた。女子シングルスでは、世界ジュニア女王の山口茜(17)=勝山高2年=がストレート勝ちし4強入りを果たした。女子ダブルスでは、大会3連覇中の高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)が敗れる波乱があった。

 常山が高校生としては実に19年ぶりとなる4強入りの快挙を達成した。この日は中学まで指導を受け、現在は滋賀から単身赴任で岡山・山陽女高バドミントン部のコーチを務める父・兼二さんがコーチ席に座った。

 尊敬する父の前で、第1ゲームは先取したものの、第2ゲームはミスを連発し、逆転で落とした。しかし、最終ゲームは落ち着きを取り戻し、10連続でポイントを奪うなど相手を圧倒。昨年の8強から一歩前進した。

 優勝すれば、08年大会で田児賢一が記録した史上最年少記録(19歳3カ月26日)を更新する。「格上相手でも、とりあえずがっつく」。期待の新鋭が頂点へ向かって突き進む。

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