4冠萩野がMVP「五輪へ繋げたい」

 「アジア大会・閉会式」(4日、仁川)

 閉会式が行われ、16日間に及んだ熱戦が幕を閉じた。競泳で4冠を獲得した萩野公介(20)=東洋大=が、日本では02年釜山大会の北島康介以来となる大会MVPに選出され、賞金5万ドル(約550万円)とサムスン社の65インチテレビを獲得。アジアのレジェンドたちに肩を並べたマルチスイマーは、今冬には単身で海外武者修行へ出る予定。16年リオデジャネイロ五輪、20年東京五輪に向けて、さらに進化を遂げる。

 レジェンドたちに肩を並べた。日本では“アジアの風”と呼ばれた陸上男子100メートル日本記録保持者の伊東浩司、競泳界の“キング”北島康介に続く3人目の快挙。韓国競泳界の英雄・朴泰桓、中国バドミントン界の絶対王者・林丹が名を連ねるMVPの受賞に、萩野は「非常に光栄。大会で得た自信をリオ、東京五輪につなげたい」と笑みを浮かべた。

 受賞は各国・地域の記者投票で決定。票数などは明らかにされなかったが、地元ヒーローの朴泰桓を破ったことが大きな要因となった。会見では競技場でバスがこなかった際、朴に車で選手村に送ってもらったエピソードを明かし「人間的に本当に素晴らしい選手」と称えた。「朴選手が素晴らしいから、僕がもらえた。話すことが自分にとっての義務かなと思った」と、粋な配慮を見せた。

 勲章を胸にさらなる成長を目指す。平井コーチによると、今冬の冬休みを利用し、単身でロンドンに“武者修行”に出る予定。同コーチは「競技だけじゃなく、視野を広げてあげたい。語学も興味があって、五輪の会見は英語で答えたいと言ってる」と説明した。

 北島はMVP獲得から、五輪金メダルにつなげた。「五輪の頃には今より間違いなく実力は上がっている。世界記録も目指していきたい」と萩野。和製怪物スイマーの進化は、まだまだ止まらない。

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