日体大、箱根連覇へ“5区隠し”

 第90回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)で2連覇を狙う日体大が11日、横浜市内の健志台キャンパスで公開練習を行った。注目を集める山上り5区について、別府健至監督(47)は今年の区間賞・服部翔大主将(4年)と成長著しい山中秀仁(2年)の2人を候補に挙げた。

 定石なら服部だろう。今年は5区で服部が区間賞の走りで首位を奪取し、2位に2分30秒以上の差をつけて往路優勝。そのまま逃げ切り、総合優勝を成し遂げた。服部自身は「走るなら記録に挑戦したい」としながらも「4区でも2区でも任されたところで頑張るだけ」と、けむに巻いた。

 一方の全日本大学駅伝で2区の区間賞をマークした山中は、5区起用を熱望。「高校の頃からずっと5区を走りたいと思っていた。合宿でも上りの練習で服部さんと同等の結果。服部さん以上の走りができると思う」と、堂々と言い切った。

 他校のマークが厳しくなることも予想されるが、別府監督は「山では絶対負けない」と、不敵に笑った。

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