プーチン大統領、ソチ五輪準備遅れ否定
来年2月7日に開幕するソチ冬季五輪まで30日で100日。ソチ市内の学校では29日、五輪に向けた機運を高める催しとして、ロシア・オリンピック委員会のジューコフ会長や過去のメダリストが五輪の歴史などを伝える特別授業を行った。
28日には会場視察などのためにソチ入りしたプーチン大統領と国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ新会長が会談。大統領は「大多数の施設は事実上、準備ができた」と準備の遅れを否定し、バッハ会長も「五輪が高いレベルで開催されると確信している」と述べた。
開閉会式や氷上競技の会場が集まる黒海沿岸の五輪公園と、スキーなど雪上競技の舞台となる山間部の約50キロを30分で結ぶ鉄道も完成。11月1日から列車が運行する予定だ。