ジョーンズHCが脳梗塞の疑いで入院

 ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(53)が15日夜に軽い脳梗塞の疑いのため都内の病院に入院した。同ヘッドコーチは16日に行われたニュージーランド戦(11月2日・秩父宮ラグビー場)およびヨーロッパ遠征の日本代表メンバー発表の記者会見の出席をキャンセル。精密検査の結果によっては、今後の指揮に影響が出ることが懸念される。

 ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は15日夜に国内合宿の候補地への出張を終えて帰京した際に、頭痛など体調不良を訴えたという。スタッフが病院に行くことを勧め、自力でタクシーに乗って病院に向かった。軽い脳梗塞の疑いで、そのまま検査入院。この日の代表発表会見を気に掛けていたが、当日朝に大事を取ってキャンセルすることになった。

 代理で会見に出席した岩渕健輔・日本代表ゼネラルマネジャー(37)は、「ご家族を通じて、本人とはしっかりコミュニケーションは取れています」と深刻ではない状況を説明した。今後の代表HCとしての活動については精密検査の結果を待って検討することになりそう。だが、同GMは「ニュージーランド戦もヨーロッパ遠征についても前向きにとらえている」と引き続き指揮を任せる方針を明言した。

 ジョーンズHCは協会を通じてコメントを発表し、「世界王者のニュージーランド代表相手に勝利を収め、6月のウェールズ代表撃破に続いて、日本代表として新たな歴史をつくっていきます」と意欲を示した。ニュージーランド戦の直前で思わぬ事態となったが、1日でも早くグラウンドで元気な姿を見せてくれることを多くのファンが願っている。

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