「上月財団」JOCに1億円を寄付

 教育やスポーツなどに支援を行っている上月財団は20日、2020年に東京五輪が開催することを受けて、日本オリンピック委員会(JOC)に対して1億円の寄付をしたことを発表した。

 この日都内のホテルで行われた同財団の「スポーツ選手支援事業」の認定式および、「上月スポーツ賞」の表彰式内で、JOCの竹田恒和会長に目録が贈呈された。寄付金は、若手選手の強化育成に充てられる。

 驚きの巨額寄付は、式典内の“サプライズ企画”として目録が授与された。額の大きさもあり、会場に集まった関係者からはどよめきが起きた。JOCの青木剛副会長は「大変ありがたいこと。使い道としては特定の競技などではなく、東京五輪を考えて使わせていただきたい」と感激。JOCへの寄付という前例は多いというが、1億という大口には、平真事務局長も「この額の寄付は、ちょっと記憶にない」と驚きを隠せない。

 7年後を担う若手育成や、強化施設の設備投資など広範囲で使われる見込み。「TOKYO2020」を目指す選手たちにとっては、驚きの“あしながおじさん”登場となった。

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