ワカサギがアツい
【船宿直送便】津久井湖 オモリに注意
神奈川県相模原市の津久井湖でワカサギ釣りが数年ぶりに絶好調だ。なにしろ11~14センチの大型ぞろいで「とにかく、おいしい!」と皆が口をそろえていう。
2本竿なら100匹いける15日は天気予報が悪かったせいか津久井湖の沼本ボートから出船した釣り人も少なかった。厳しい寒さの中でワカサギ釣りに出船したのは、東京都八王子市の守矢泉さんと、東京都多摩市の吉田一人さん、奈緒美さん夫妻。守矢さんは、午後3時ごろまでやって91匹。
吉田さん夫妻は午後4時ごろまでやって50匹。寒さにも負けず皆さん好釣果を上げていた。吉田一人さんは、もともとブラックバス釣りをやっていたが、昨年暮れからワカサギ釣りを始めて熱中。奈緒美さんも同行して、好釣果を上げている。「寒くて鼻水を垂れながら釣ってました。釣れてるときは寒さを忘れて、釣れなくなると寒さに気づきました」と奈緒美さん。
さらに「ブラックバスは食べられないけどワカサギは食べる楽しみがある。津久井湖のワカサギは、大きくておいしく身がしっかりあって食べ応えがある。ワカサギを洗ったらふいて、天ぷらの衣を付けて揚げて塩を付けて食べる。骨も柔らかくておいしい。ワカサギは実家に送っても喜ばれます。ワカサギ釣りは達成感があります。しばらくしたら、また行きたい」という。
沼本ボートの井草武夫さんにワカサギの釣り方を聞くと-。「オモリを底まで下ろしたら30センチほど糸ふけを出して、糸が沈んだらカラアワセをする。これで釣れます。2本竿だったら交互にやればいい。このやり方で私は100匹ぐらい釣っています。魚が大きいのでオモリが軽いと掛かった魚が暴れて仕掛けが絡みますから気をつけてください」と説明する。
なお釣り場で井草さんに釣り方を聞けば教えてくれる。
▽沼本ボート=TEL042・685・0347(塚田とも子)