【解説】敗退の侍ジャパン 相手の圧力に苦しんだ救援陣「真っすぐを完璧に振り抜かれた」「ペナントレースではしないようなミスも」
「WBC・準々決勝、侍ジャパン5-8ベネズエラ代表」(14日、マイアミ)
侍ジャパンは逆転負けで敗退。初めて4強入りを逃した。
ベネズエラの強打に屈した。初回、山本がアクーニャに対して、2球目に投じた156キロ直球を捉えられ、先頭打者本塁打を被弾。二回にも1失点したものの、4回2失点で降板となった。
流れが再びベネズエラに傾いたのは3点リードで迎えた五回。先頭チョーリオへの四球からピンチを作り、1死一塁からガルシアに2ランを浴びた。
1点差に迫られると、六回に痛恨の一発を浴びた。連打で無死一、三塁からアブレイユに打った瞬間にそれと分かる逆転3ラン。厳しい展開となった。
デイリースポーツ評論家・関本四十四氏は「3本のホームランは全部、真っすぐを打たれた。際どい変化球を見逃され、もしくはファウルで粘られて苦しくなったところで投げた真っすぐを完璧に振り抜かれた。相手の圧力に押され、捕手の若月としても苦しい配球となった」と指摘した。
七回には種市が二塁へ悪送球。スタートを切っていた二塁走者は一気に生還し、重くのしかかる8点目が入った。関本氏は「スタートする選手が目に入り『ヨシッ』と思ったのだろうけど、ペナントレースではしないようなミス。全体的に焦り、押されていた雰囲気があった」と振り返った。
三回まではリードしていた。1点を追う三回に佐藤輝の同点二塁打、森下の3ランで勝ち越した。「由伸は調子が悪いなりに4回2失点でまとめ、佐藤も森下も厳しいボールをよく打った。日本打線が二回り目の対応力を示したが、逆に4回以降は相手の継投にかわされた。投打ともに相手の気迫、勢いに押された」と語った。
