大谷翔平 ベネズエラ・カブレラ打撃コーチの敬遠予告に意外な“ゲン担ぎ”「打てなかったら御利益がなかったと」

練習後に会見に登場した大谷(撮影・伊藤笙子)
ベネズエラの練習中に笑顔を見せるカブレラ打撃コーチ(左から2人目)
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 侍ジャパンの大谷翔平選手(31)が12日(日本時間13日)、米マイアミで記者会見に臨み、準々決勝のベネズエラ戦へ意気込みを語った。全体練習前にはライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板。打者18人から7奪三振と貫禄の投球を見せた。ただ、今大会は投手での出場は改めて否定し、打者での貢献を誓った。

 口にした一語一語に思いがにじむ。決戦の舞台、ローンデポ・パーク。渡米後初の公式練習を終えた大谷が侍ジャパンの選手代表として記者会見場にさっそうと現れた。

 前日に決まった準々決勝の相手は強打のベネズエラ(D組2位)だ。「ラインアップ、守備面、ブルペンを含めた投手のレベルは高い」と表現した大谷は一戦必勝の決勝ラウンドの重要点についても言及。試合中のベンチ内で選手間の情報共有を心がけていることを明かし、「チームとして見たことのない投手や、やったことのない打者。そこに早くアジャストするのが一番難しいところであり、勝利のカギを握るポイントなのかなと思う」と言った。

 意外な“ゲン担ぎ”も披露し、会場を和ませた。

 前日にベネズエラのミゲル・カブレラ打撃コーチが大谷対策として「全打席で歩かせる」と話したことを聞かされると、「東京の家にカブレラ選手のサインバットが置いてあるんですけど、触って力をつけてきたので力を発揮したい」。続けて「打てなかったら御利益がなかったと思って」と、“オチ”までつけて笑顔を見せた。

 この日の大谷はフィールドに一番乗り。キャッチボールと80メートルの遠投のあと、ライブBPに登板した。5人の侍を相手に59球。最速156キロの直球や切れ味鋭いスイーパーやカーブなどで7三振を記録する圧巻の奪三振ショーを披露した。

 3年ぶりの開幕二刀流を目指す右腕は、今大会の打者専念を「球団との約束」と説明。「(投手陣に)けが人が出るという予想できないことはあるので、(可能性)ゼロということは何ごとにおいても言いたくないけど、現状ではない」と改めて登板を否定し、「他の国の方々に若く、素晴らしい投手がいるところを見せられるのは楽しみ」と話した。

 23年の前回大会で世界一を経験し、24年に前人未到の「50-50」を達成した同球場は「良い思い出が多くある場所」だ。13日の本番前日練習ではフリー打撃も行うことを予告した。万全を期して決勝トーナメントに臨む。

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