大谷翔平 韓国戦で放った角度41度のムーンショット 美しいバットフリップの背後で首脳陣の表情が 井端監督「全然違うなと思います」

 侍ジャパンが3連勝でC組1位で準々決勝進出を決めた。トップバッターとして打線をけん引した大谷翔平選手は3試合で打率・556、2本塁打をマーク。特に韓国戦では三回に同点弾を放ったが、首脳陣が一様に驚く一コマがあった。

 場面は1点を追う三回1死。カウント1-1から緩い変化球を完璧にとらえると、打球は右翼へ一直線。打席で悠然と白球を見つめ、ゆっくりと一塁へ走り出した。価値ある同点弾にスタンドは沸き返る。試合を振り出しに戻し、ベンチでは先発の菊池と抱き合った。打球速度は178度、飛距離は124メートル。そして角度が41度のムーンショットだ。

 美しいバットフリップとともに映り込んでいたのは一塁ベンチの首脳陣の表情。井端監督は思わず驚いたかのように口をとがらせ、松田コーチは打球を凝視、村田コーチは感嘆の笑みを浮かべている。

 井端監督は大谷がナインに向かって「落ち着け、落ち着け」とジェスチャーを繰り出していたことにも「私は見てなかったんですが、同点でここからというのがあったと思います。同点弾を打って冷静に判断できることが全然違うなと思います」と語った。

 さらに大谷の存在感について「試合前に(選手たちを)鼓舞することもやってくれている。すごいありがたいなと思います」と感謝していた。

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