侍ジャパン・種市 リリーフ陣の救世主 2戦5K!7年ぶり連投で圧巻リリーフ 起用の井端監督も絶賛「キレは抜群だった」

 「WBC東京プール presented by ディップ 侍ジャパン4-3オーストラリア代表」(8日、東京ドーム)

 勝利への道筋をしっかりとつくった。連投の侍ジャパン・種市が圧巻のリリーフ。吉田の逆転2ランで1点リードとなった八回を、わずか11球でピシャリと三者凡退に封じてみせた。前日の韓国戦から4者連続を含む計5奪三振と、終盤のマウンドで存在感を放つ。

 「連投するつもりでいましたけど、いざ投げるとなったらすごく緊張しました。ゾーンに強いボールを投げる。それだけを考えてマウンドに上がりました」。先頭ケネリーはフォークで3球三振。続くバザナを遊ゴロに打ち取り、最後はミードを154キロの高め直球で空振り三振に仕留めて仁王立ちした。

 ロッテでは先発ローテの軸。連投は7年ぶりで、ブルペンでは「ちょっとだけ疲れているなっていう感じだった」と明かしたが、マウンドに上がれば関係なし。「そんなことを言ってられない大会なので」と、にこやかな口調の中に覚悟をにじませた。投入を決断した井端監督も「昨日と変わらないボールを投げていた。キレは抜群だった」と絶賛。石井、松井ら負傷者の辞退に泣いたリリーフ陣の救世主として急浮上した。

 初出場のWBC。「何より本当に連覇の重圧も感じる」と言いつつ、頼もしさしかないピッチング。「何がなんでも勝ちたいということで、それに貢献できたのは良かった」と笑って胸を張った。27歳の剛腕が、連覇へのキーマンとしてブルペンを支える。

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