マウンドに国旗「やっぱり腹立ちましたよね」と青木氏 日本が初代王者に輝いた第1回WBC 米国戦では世紀の大誤審も「まさか世界レベルの試合で起きるとは」と松坂氏
野球日本代表「侍ジャパン」元監督の栗山英樹氏、同元代表の松坂大輔氏、青木宣親氏が1日放送のテレビ朝日「有働Times特別編 侍ジャパン世界一の歴史 秘蔵公開一挙公開!」に出演。王貞治監督(現ソフトバンク球団会長)が率い、世界一に輝いた2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を振り返った。
2次リーグの日本-米国戦では3-3の八回1死満塁で岩村の左飛で三塁走者の西岡がタッチアップして生還。しかし、米国の抗議を受けたデービッドソン球審が離塁が早かったとして判定をアウトに覆した。
「世紀の大誤審」として語り継がれるこの場面について、松坂氏は「納得できない人がほとんどだったんじゃないか。まさかこういう世界レベルの試合でこういうことが起きるとは誰も思っていなかった」と回想。青木氏は「国際試合でもこんなことあんのか、と思いました。実際、ランナーは西岡だったが、ベンチに帰ってきたときに『ちょっと上半身が浮いた』って言ってたんですよ。ベースから足が離れたときに初めてスタートを切った状態になるが、審判からすると上半身がちょっと浮くと足が離れたように見える。それがあったからアウトにしたんじゃないかと言ってました。全くのセーフなんですけど、ジャッジが覆ったのは国際試合ならではかなと感じました」と当時のベンチの様子も明かした。
また大会では日本はライバルの韓国に1、2次リーグで連敗。アナハイムでの2次リーグで1-2で敗れた後には、韓国選手がマウンドに国旗を立てて喜び、ベンチでイチローらが怒りをあらわにした。「やっぱり腹が立ちましたよね。こんなことはあっちゃダメだろうと思いました」と青木氏。韓国とは準決勝で3度目の対決があり、日本は0-0の七回に代打・福留が2ランを放つなど一挙5点を奪い、6-0で快勝。決勝でもキューバを下し、日本が初代王者に輝いた。
