「勝たないと、明日がない」 WBC佐々木朗メジャー勢に挑む

 「令和の怪物」が、いよいよメジャー勢に挑む。WBC準決勝のメキシコ戦で先発登板する21歳の佐々木朗は19日、負ければ終わりの一戦を前にしても、表情や口ぶりは落ち着いていた。「身が引き締まる思い。勝たないと、明日がない。勝つために、自分が最高のパフォーマンスを発揮したい」と語った。

 実際のマウンドの傾斜などを確認した後に、ブルペン入り。大学施設で練習した18日に続いて投球練習し「ブルペンで、少しでも本番に近い感触を確かめられたらなと思った」と準備を尽くした。時差ぼけの影響は「問題ない。体調はいい」と言う。

 11日のチェコ戦は、ほとんどがメジャー経験がない相手。160キロ超の速球を連発する剛腕が、本場の打者にどういう投球を見せるか。「球数を気にするよりも、一つ一つ、アウトを積み重ねていく」と立ち上がりから飛ばしていく心づもりを示す。

 米国での注目度も高く、現地記者からは大リーグ移籍の時期に関する質問も飛んだ。「まずはしっかり日本でプレーした中で、その先に見えてくるのかな」と答えた。(共同)

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