大谷翔平の次回登板は16日WBC準々決勝 エ軍監督が“フライング”発表 米紙報道
大谷翔平投手が所属するエンゼルスのフィル・ネビン監督が同投手の今後の登板スケジュールについて言及し、次回登板が16日に東京ドームで行われるWBC準々決勝になると“フライング”発表した。12日(米国時間11日)に地元紙オレンジカウンティ・レジスター電子版が伝えた。
大谷は9日の中国戦に先発し、4回、49球を投げて1安打無失点に抑えて勝利投手になった。最速100マイル(約160・9キロ)の直球とスライダーを軸にした投球で5三振を奪うなど、相手打線をほんろうした。ネビン監督の発表どおりに投げれば、次回は中6日のマウンドとなる。
すでに3月30日(日本時間3月31日)のアスレチックスとのシーズン開幕戦に先発することが決まっている大谷。同紙によると、WBC準々決勝のマウンドに立った後は米国時間24日(同25日)のパドレスとのオープン戦で投げ、6日後の開幕戦に向けて調整するという。
指揮官の発表を受けて同紙のフレッチャー記者は自身のツイッターを更新。「これで大谷が準決勝か決勝で米国代表に登板するチャンスが消える」と記し、米国代表の主将でもあるチームメートのトラウトとの夢対決が実現しないことを伝えた。
