宇田川が気迫の3人斬り!圧巻のWBCデビューにダルビッシュ師匠も絶賛「プロフェッショナル」

 7回を三者凡退に抑え笑顔の宇田川(撮影・棚橋慶太)
 力投する宇田川(撮影・棚橋慶太)
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 「カーネクスト 2023 WBC1次ラウンド 東京プール、日本代表13-4韓国代表」(10日、東京ドーム)

 七回から登板した宇田川優希投手が、今大会初マウンドながらきっちりと3人で抑えた。

 先頭をフォークで見逃し三振に仕留めると、続くメジャーリーガーのエドマンは151キロの直球で押し込み三邪飛に打ち取った。続くキム・ハソンは139キロのフォークで空振り三振。ベンチ前では大谷が笑顔で出迎えた。

 「点差もあったのでリラックスして投げられた」と振り返り、「ダルビッシュさんの先発した試合でWBCデビューというのはうれしいなと思いました」と明かす。

 「人間としてもレベルの違いを感じた。お手本というか、いつかはああいう選手になりたいなと思っています」と力を込めた宇田川。宮崎合宿からダルビッシュにアドバイスを受け、「宇田川会」という名称とともに投手陣の中心となった。

 昨季開幕は育成選手として迎えた男が、一気に侍ジャパンに欠かせない存在となった。そんなシンデレラボーイの心の支えとなった師匠は「苦しんでいたとしてもトッププロ。しっかりアジャストしてきた。プロフェッショナルだと思いました」とたたえていた。

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