プロ野球選手が挑む珍しい自主トレ 護摩行、滝行、相撲トレ…色々あります

 キャンプインするまでの期間にも、プロ野球選手はさまざまなトレーニングを行っている。精神面を鍛える護摩行や滝行、異業種トレ…オフだからできる“非日常”のトレーニングに注目した。

公開日:2022.1.18

 阪神・関本は座禅、断食を取り入れた。
 日の出とともに起床し、肌寒い外気に触れて山道を歩く。寺院で座禅を組んで精神を集中し、邪念を取り払う。さらに「集中力を持続する脳を作る」ことを目的に断食を敢行した。
 1日4回、特製ドリンクにより栄養を補いながら、何も食べずに7日間を過ごした。

【スキートレ】掛布雅之(阪神)

初日からスキートレーニングでしごかれ、粉雪の舞うゲレンデで悲鳴をあげる掛布雅之=志賀高原丸池スキー場、1985年1月7日

 ミスタータイガース・掛布雅之も“珍トレ”を行っていた。1984年1月9日から長野・志賀高原の丸池スキー場で行ったスキートレだ。中学時代以来、15年ぶりのスキーに挑戦し、滑降とゲレンデ登りを繰り返した。転倒もゼロで「もう雪を制しちゃったね」とジョークも出たほどだった、と当時の紙面は報じている。

 シーズンオフじゃないとできないトレーニングの数々。アイデアがあふれていますね!すべては野球につなげるため。選手の探求心にビックリです。

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