初の4強“岐阜の中京”「中京学院大中京」と愛知の「中京大中京」違いをまとめてみた

4強が出揃った101回目の夏の甲子園。初の進出に沸く“岐阜の中京”こと中京学院大中京と、全国最多の優勝経験を誇る“愛知の中京”中京大中京の違いをまとめてみました(敬称略)

公開日:2019.8.19

松田宣浩
吉川尚輝(中京学院大学時代)
田中恒成

【愛知】ちなみに「中京大中京」の方は甲子園最多勝&最多優勝の野球名門校

 愛知県名古屋市昭和区川名山町にある私立高校。硬式野球部は戦前から全国にその名を轟かせる名門で、甲子園通算133勝(春55夏78)、優勝11回(春4夏7)は全国最多。史上唯一の夏3連覇(1931~33年)も達成している。
“岐阜の中京”同様に軟式野球部も計7度の全国制覇(国体5選手権2)を誇る強豪。
 スケート部も安藤美姫、浅田真央、宇野昌磨ら五輪選手を多数輩出している。

“愛知の中京”と“岐阜の中京”校名の変遷をまとめてみた

【愛知】1923年「中京商業学校」として設立

 <この時代の主なOB>
・吉田正男(1931~33年、史上唯一の夏3連覇投手。33年夏には甲子園最長の延長25回完封)
・野口二郎(37~38年夏春連覇のエース。セネタース時代の42年にはプロ野球最長の延長28回完投)

(左から)吉田正男、野口二郎

【愛知】1948年、戦後の学制改革により「中京商業高校」に改称

新着のまとめ

もっと見る

主要ニュース

リアルタイムランキング

まとめ記事ランキング