プロ野球選手を襲った突然の病気…

 阪神の原口選手が大腸がんで手術を受けた。現役プロ野球選手を突然の病が襲ったことは過去にもある。それでも不屈の精神で、手術や懸命のリハビリをへて復活をはたした選手をまとめた。

公開日:2019.1.24

ソフトB大隣、術後初めて監督前で投球

 ソフトバンクの大隣憲司投手(28)が13年6月21日、東京都内の病院で黄色靱帯(じんたい)骨化切除の手術を受けた。10日間の入院後、福岡市の西戸崎室内練習場でリハビリを始める予定。

ソフトB大隣が手術成功、10日間は入院

 「日本ハム5‐1ソフトバンク」(14年7月13日、札幌ド)難病・黄色靭帯(じんたい)骨化症を克服したソフトバンク・大隣が、昨年5月31日以来、408日ぶりに1軍マウンドに立った。4点ビハインドの八回に登板し、1イニングを7球で三者凡退に。「考える間もなくパッと終わっちゃったんで」と困ったような顔で笑った。

ソフトB大隣、408日ぶり1軍登板
ロッテ大隣が引退会見「ホッとしている。やりきった」

 18年9月25日に現役引退を発表したロッテ・大隣憲司投手(33)が26日、ZOZOマリンスタジアム内で引退記者会見を開いた。昨オフ、ソフトバンクを自由契約になり、テスト入団。

ロッテ大隣が引退会見「ホッとしている。やりきった」

  自身の難病については「(影響は)少なからずあったと思う。でも、それを言い訳にはしたくなかった」と話した。

ロッテ大隣が引退会見「ホッとしている。やりきった」

【元オリックス・小谷野内野手】06年にパニック障害

オリックス・小谷野 現役引退 パニック障害や故障と戦った16年間「強くなれた」

 オリックスの小谷野栄一内野手(37)が18年9月27日、今季限りでの現役引退を発表した。この日、京セラドームで会見。中日・松坂と同学年でリトルシニア時代のチームメートで「松坂世代と言われたことを誇りに思ってます」とすがすがしかった。

オリックス・小谷野 現役引退 パニック障害や故障と戦った16年間「強くなれた」

パニック障害や右肘などの故障と向き合いながらの現役生活。「病気のおかげで野球選手として強くなれた」「病気になってよかった」。苦難を乗り越えながらのプロ16年だった。

オリックス・小谷野 現役引退 パニック障害や故障と戦った16年間「強くなれた」

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