元虎投・オリックスの岩本輝が独立リーグ経て復活星!

 オリックスの岩本輝投手が8月4日のソフトバンク戦で1094日ぶりとなる白星を挙げた。16年オフに阪神を解雇されてからはBC・福井で修行を積んでNPBに戻ってきた。

公開日:2018.8.6

甲子園に2度出場、09年センバツでは南陽工31年ぶり8強に導いた

2009年3月29日デイリースポーツ紙面

 2回戦でPL学園打線を10回1失点に抑え、OBの“炎のストッパー”津田恒美氏時代以来、南陽工を31年ぶりベスト8に導いた。準々決勝の花巻東戦では7回4失点で降板。6回から登板した菊池雄星(現西武)には無失点に抑えられ3-5で敗退した。

ドラ4で阪神入団、高卒2年目で初登板初先発初勝利!

2012年9月10日デイリースポーツ紙面
岩本、高卒61年ぶり初登板初先発初星

 狙っていた。「初登板は1回しかないですからね」。阪神の初登板初先発初勝利は、1リーグ時代を含めても13人だけ。高卒では藤村富美男、武智修、西村修に次ぐ、61年ぶり4人目の記録だ。

岩本、高卒61年ぶり初登板初先発初星

 初回、先頭の大島にカーブを中前まで運ばれ、いきなり走者を背負う。続く柳田はバントの構え。初球、ファウル。2球目、敵が揺さぶりをかけてくる。バスターエンドラン。だが、ファウル。これで流れが変わった。追い込み、フォークで空振り三振。立ち上がりを乗り切ると体もほぐれ、仁王立ち。三~六回は4イニング連続の3者凡退だ。6回2安打無失点。五回までの予定が、もう1イニングの“おかわり”を許される抜群の内容だった。

岩本、高卒61年ぶり初登板初先発初星
2012年9月28日デイリースポーツ紙面

 「ヤクルト0-12阪神」(27日、神宮) 再三招いたピンチは、若さと度胸で切り抜けた。神宮の三塁側スタンドが、阪神の新たなスター候補生に声援を送る。初登板初先発からの2戦連続勝利は、実に球団史上75年ぶりの快挙。岩本輝。19歳の若虎が殊勲者だ。

岩本も快挙!初登板初先発から2連勝

 6回6安打無失点。毎回塁に走者を置き、5四死球と制球に苦しんだ。「真っすぐが良くなかった」と反省したように、不調の中で生きたのがカーブだ。90キロ台の宝刀で打者を幻惑。和田監督も「マウンドさばきと度胸がよかったね。“ここ”というところで遅いボールは、勇気がないと投げられない」と絶賛した。

岩本も快挙!初登板初先発から2連勝

 2012年は3試合登板で防御率0.00、2勝1敗。当然2013年には開幕ローテ入りが期待されたが…

勢いに乗るかと思われた2013年は1軍登板1試合のみ

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