清宮はなぜ開幕1軍ではなかったのか

 清宮が5月2日の楽天戦で1軍デビューし、いきなりファンス直撃の二塁打を放った。開幕時は2軍。その理由とは…。開幕前から1軍昇格までの動きを追った。

公開日:2018.5.6

【3月11日】オープン戦で4三振…19打席無安打

日本ハム清宮に迷い 4三振でオープン戦19打席無安打 開幕1軍の道険しく

 「オープン戦、日本ハム1-1DeNA」(3月11日、鎌ケ谷スタジアム) 清宮は2軍の本拠地、鎌ケ谷でのオープン戦に「7番・指名打者」で2試合連続のスタメン出場。第1、第2打席はDeNAのドラフト1位・東(立命大)の前にタイミングが全く合わず、2打席連続空振り三振。

日本ハム清宮に迷い 4三振でオープン戦19打席無安打 開幕1軍の道険しく

 六回は、高校時代のライバルだった桜井(日大三)と対戦。外角直球で見逃し三振。九回の第4打席は進藤と対戦。直球に振り遅れて空振り三振。屈辱の4三振に、帽子を取って唇をかんだ。これでオープン19打席、15打数無安打となった。開幕1軍への道が険しい状況となってきた。

日本ハム清宮に迷い 4三振でオープン戦19打席無安打 開幕1軍の道険しく

【3月12日】限局性腹膜炎で緊急入院、開幕1軍絶望的

日本ハム清宮「限局性腹膜炎」で緊急入院 開幕1軍絶望的

 日本ハムは3月13日、ドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=が12日夜に遠征先の広島から緊急帰京し、都内の病院に入院していたことを発表した。この日、精密検査を受けた結果、腹腔(ふくくう)内の一部に炎症が見られる「限局性腹膜炎」と診断された。15日までは入院し、点滴治療などを受けて経過観察するが、開幕1軍は絶望的となった。

日本ハム清宮「限局性腹膜炎」で緊急入院 開幕1軍絶望的

【3月25日】2週間ぶり練習再開、2軍調整

日本ハムの清宮が練習再開 開幕1軍は外れる

 腹膜炎で入院していた日本ハムのドラフト1位ルーキー清宮幸太郎内野手(東京・早実高)が3月25日、千葉県鎌ケ谷市の2軍施設で約2週間ぶりに練習を再開した。開幕1軍メンバーから外れ、当面は2軍で調整する。「まずはちゃんと野球ができる体に戻していかなきゃいけない段階。その段階を踏み外さないように、一歩一歩やっていきたい」と慎重に話した。

日本ハムの清宮が練習再開 開幕1軍は外れる

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