ガクッ!年俸が80%以上ダウンした選手たち

 2018年、プロ野球選手の年俸の最大ダウン率は中日入団が決定した松坂大輔投手の96%だった。年俸が80%以上下がった主な選手の事例をまとめた。【金額は推定】

公開日:2018.1.16

【豊田清 89%減】1億7500万円→2000万円(2011年)

2011年11月23日デイリースポーツ紙面

 【2011年11月23日デイリースポーツ紙面より】 巨人を自由契約になり広島への移籍が決まった豊田清投手(39)が22日、広島市内のマツダスタジアムで入団会見を行った。巨人で今季年俸1億7500万円だった右腕が、2000万円(プラス出来高)からの再出発となる。(中略)93年にプロ入りし、西武、巨人といずれも常勝チームで18年間、現役を歩んできた。9度のリーグ優勝を経験し、V確率は5割。通算157セーブと、実績は十分だ。

【今岡誠 91%減】1億8400万円→1500万円

2010年2月6日デイリースポーツ紙面

 【2010年2月6日デイリースポーツ紙面より】ロッテの入団テストに合格した今岡誠内野手(35)が5日、沖縄・石垣島の選手宿舎で球団と正式契約を結んだ。年俸1500万円の1年契約。(中略)年俸については「条件に関して自分から言うことはないと決めていた。当然、感謝の気持ちしかありません」。

【中村紀洋 98%減】2億円→400万円(2007年)

2007年2月26日デイリースポーツ紙面

 【2007年2月26日デイリースポーツ紙面より】 中日は25日、前オリックスでテスト生の中村紀洋内野手(33)を育成枠で採用すると発表した。背番号は「205」で、年俸は昨季の2億円から50分の1となる400万円。(中略)「やっとユニホームが着られる。ここまで1人で自主トレをやってきて、いろんな人に支えてもらった恩返しになったかなと」。安ど感と感謝の気持ちが満ちていた。(中略)救済の手を差し伸べた落合監督も特別扱いはしない。「6月までにピッチャーが足りないのか、野手が足りないのか。どっちにしても競争だ。2軍で結果を出してはい上がってこい」。交わした言葉にゲキを込めた。

 07年、年俸400万円で中日と育成契約を結び、同年3月には支配下登録。シーズン134安打、20本塁打と活躍し、日本シリーズMVPも獲得。存分に実力を見せつけた。13年、6球団目となるDeNAで2000本安打を達成した。

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