【高校野球特集7】悲願の優勝はいつ?東北勢の奮闘を振り返る

今年の第99回大会もベスト8に2校が残るなど近年進境著しい東北の高校野球。だが、もうベスト8じゃ物足りない!優勝旗が白河の関を越える日はいつか―。東北勢が悲願に近づいた時の闘いをふりかえる。

公開日:2017.8.20

2015年 仙台育英(宮城)春も夏もあと一歩…

仙台育英-東海大相模 9回表、6ー9とされ、マウンドで苦笑いする仙台育英の佐藤世(左)

 高校野球100年目の記念大会で、好投手・佐藤世那(現オリックス)と遊撃・平沢大河(現ロッテ)らの活躍で決勝に進出した仙台育英だったが、決勝で小笠原慎之介(現中日)、吉田凌(現オリックス)の左右エースを擁する東海大相模に敗れて東北勢初の甲子園優勝はならなかった。
同年春のセンバツでも決勝まで進んだが、エースで4番の平沼翔太(現日本ハム)を擁する敦賀気比に敗れている。

2012年 光星学院(青森)史上初の春夏決勝同一カードも…大阪桐蔭にリベンジならず

 第94回大会決勝は史上初のセンバツと同じカード。3-7で敗れた大阪桐蔭へのリベンジとともに東北勢初優勝を狙った光星学院だったが、藤浪晋太郎(現阪神)・森友哉(現西武)バッテリーの前に0-3と完封負け。史上初の3大会連続準優勝となった。

準優勝に終わり、悔しそうに行進する(右2人目から)田村、北條ら光星学院ナイン=2012年8月23日

北條&藤浪闘い終えてノーサイド 次は阪神で一緒に優勝だ

試合後、光星学院・北條(左)らと記念撮影する大阪桐蔭・藤浪(中央)=甲子園

2011年 東日本大震災の年に輝いた希望の星 光星学院、青森勢42年ぶり準優勝

「がんばろう!日本」の横断幕を前に記念撮影をする日大三、光星両ナイン=甲子園

新着のまとめ

もっと見る

主要ニュース

リアルタイムランキング

まとめ記事ランキング