専大松戸・深沢君の“間違わん投球”に脱帽

 「全国高校野球選手権・1回戦、専大松戸6-0明豊」(16日、甲子園球場)

 第2試合、専大松戸(千葉)のエース深沢君と、優勝候補の一角、明豊(大分)。勝った方が上位に行く期待を持てる両チームに注目しました。

 結果は6-0で専大松戸の勝利。深沢君に尽きる、と言えるような素晴らしい完封劇でしたね。

 深沢君は春のセンバツで、中京大中京の畔柳君と投げ合って0-2で1回戦敗退。でも被安打3と、内容では負けてなかった。

 とにかくコースを間違わないピッチングが身上で、この日もすべての球種で三振を取るし「間違わんなあ」という投球は健在。加えて各球種の質がさらに上がっていました。

 敗れた明豊ですが、力量では劣っていませんでしたね。ただ、座った場所?が悪かったのです。というのも“明豊都市伝説”があって、今の川崎監督が就任されてから、甲子園の三塁ベンチに入ると勝ったことがない。

 この日もそうですが、準優勝した今年のセンバツも決勝戦までは一塁ベンチだったのです。2019年センバツで活躍した寺迫涼生投手(現大体大)が今日、声を掛けてくれたのでそのことを聞くと「一塁側のベンチ裏が広くて準備しやすい」とは言ってましたが、他校の戦績は差がないんです。明豊が悪しきジンクスを打ち破る日が楽しみです。

◆かみじょうたけし(本名・上条剛志)1977年12月31日生まれ。兵庫県淡路島出身。龍谷大卒。血液型A型。身長170cm、体重50kg。高校野球大好き芸人として知られる。趣味・特技は競輪予想、モノマネ。

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