広島・森浦「任されたところで結果を」91&92年大野豊の球団左腕シーズン最多26S王手 残り5試合「勝てるような球投げたい」

球団左腕最多セーブを目指す森浦
大野豊=1996年
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 広島の森浦大輔投手(28)が、偉大な先輩に肩を並べようとしている。球団の左腕シーズン最多セーブは、大野豊の26セーブ(91、92年)だ。あと「1」に迫る守護神は30日、いつも通りマウンドに上がると話した。

 「そんなに深く考えてなくて、セーブだからとかそういうのも、あまり考えてこなかった」。森浦は、普段と変わらずに淡々と言葉を紡いだ。自然体こそが、最大の武器と言ってもいい。

 どんな役割を任されても、同じ心持ちで打者と向き合ってきた。

 今季、初めて守護神として開幕を迎えた。シーズン序盤は、本来の制球力を欠いた。一時、抑えを離れたこともあり、「1年間を一人でやっていないという感じ」と振り返った。

 それでも徐々に本調子を取り戻し、7月中旬からは14試合連続無失点もあった。どの役割を任されても、目の前の打者を打ち取ることだけに全力を注いできた結果だ。

 球団記録目前でも「自分では何もないです」と話し、「投げる場面が、たまたまセーブのところというだけなので。別にどこで投げても、打者と勝負して、勝てるような球を投げたい」と力を込めた。

 登板数は2年連続で60試合を数えた。5勝2敗、25セーブ、防御率2・45。残り5試合を前に「任されたところで結果を出したい」。静かなサウスポーは、ただ一球に思いを込めて打者と対峙(たいじ)する。

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