広島・岡本「僕が?」 初球宴!ハーン&坂倉と監督選抜で チームトップ6勝、パの強力打者「持ち味を最大限発揮して抑えたい」
日本野球機構(NPB)は13日、「マイナビオールスターゲーム2026」(第1戦=28日・東京ド、第2戦=29日・富山)の監督選抜選手を発表し、新たに28選手が選ばれた。広島からテイラー・ハーン投手(31)、坂倉将吾捕手(28)、岡本駿投手(24)の3選手が選出。岡本はプロ2年目で初出場となった。持ち味の変幻自在な投球で、パ・リーグの強打者を翻弄(ほんろう)することを誓った。22日にはセ、パ最後の1人を選ぶ「プラスワン投票」の結果が発表され、全選手が出そろう。
ブレイク真っただ中の新星が、勢いそのままに夢舞台への切符を手にした。プロ2年目の岡本が監督選抜で自身初の球宴出場が決定。「僕が?って感じで予想していなかったです。すごい驚きました。うれしいです」と、初々しくも喜びを素直に表現した。
開幕から先発ローテーションの一角を守り続け、ここまで14試合に登板し、チームトップの6勝(4敗)、防御率2・85をマーク。「ランナーが出てから踏ん張れている」と、先発転向1年目とは思えぬ堂々としたマウンドさばきで、投げるごとに成長を遂げている。
夏の祭典で対するは強力パ・リーグ打線。注目の対戦したい選手には、ソフトバンク勢から交流戦で被弾し、12球団トップの25本塁打をマークしている栗原や、同トップの67打点を誇る近藤、リーグトップの打率・320の日本ハム・レイエスをチョイス。「ストレートだけでは(抑えるのが)難しい」と苦笑いを浮かべつつ、「自分の持ち味を最大限発揮して抑えたい」と青写真を描く。
今季の被打率・212はDeNA・東、ヤクルト・山野、阪神・村上らを差し置いて堂々のリーグ4位。直球に加え、武器のツーシーム、カットボール、スライダー、チェンジアップなど多彩な球種を操りながら、凡打の山を築いている。「自分の持ち味である、いろいろな変化球を投げ込むところに注目してもらいたい」と、自慢の投球術で強打者たちを翻弄(ほんろう)する構えだ。
一方で不安材料もあるようだ。オールスターの醍醐味(だいごみ)の一つに他球団選手との交流があるが「聞けたらいいですけど、あまり得意ではないので…」と人見知りな一面を告白。それでも、「同じ右投手にいろいろ聞いてみたい」と貪欲さも忘れていない。勇気を振り絞って一流の極意を吸収し、さらなる成長へとつなげる覚悟だ。
この日はマツダスタジアムで行われた投手指名練習に参加し、先発する14日・DeNA戦(マツダ)を前に最終調整を行った。勝てば自身3試合ぶりとなる7勝目を手にする右腕は、「相手は強力打線なので、先制点を与えないように頑張ります」と意気込んだ。一戦一戦で白星を重ねながら、夢の舞台へ向けて最高の弾みをつける。
