広島・森下 まさか背信の初回4失点 4回KO「試合壊してしまった。反省しないと」「ゾーンで勝負できなかったので」

 「中日6-2広島」(14日、豊橋市民球場)

 打撃グローブを片づけながら、森下暢仁投手は唇を結んだ。五回の広島攻撃。自身の打席が訪れた場面で、交代を告げられた。プロ入り後、2度目の地方球場の登板は、悔しさが残る4回7安打4失点。自身初の“地方星”も手にすることができず、今季2敗目を喫した。

 「抑えないといけない立ち上がりで、試合を壊してしまった。そこを反省しないといけない」

 初回、先頭・福永の遊撃への内野安打から無死満塁のピンチを招き、ボスラーの右犠飛で先制点を献上。花田、サノーにも連続適時打を浴び、いきなり4点を失った。

 際どいコースを見極められ、ボール球が増えたことが苦しい投球につながり、「ゾーンで勝負できなかったので」と悔しさをのぞかせた。慣れない地方球場のマウンドだったが、「そこはあまり関係ない。相手を抑えられなかったので」と言い訳にはしなかった。

 二回以降は立ち直り、併殺打でピンチをしのぐなど要所を締めた。それだけに初回の失点が悔やまれる。中日には24年8月3日に勝ったのを最後に、これで9連敗となった。悪い流れを断ち切ることができない。

 新井監督は「また、次頑張ってもらいましょう」とリベンジに期待を寄せた。森下の快投が浮上を目指すチームには欠かせない。豊橋の夜に味わった悔しさを次回のマウンドで晴らす決意だ。

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