3連敗の広島に待望モンテロ弾丸1号「あれだけじゃ足りない」“虎アレルギー”払拭へ4日大竹粉砕再現へ

8回、左越えにソロを放つモンテロ(撮影・山口登)
8回、左越えにソロを放つモンテロ(撮影・山口登)
8回、左越えにソロを放つモンテロ(捕手・坂本)=撮影・山口登
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 「広島2-4阪神」(3日、マツダスタジアム)

 広島が阪神に敗れ、今季初の3連敗を喫し勝率が5割に戻った。敗戦の中で明るい材料となったのが、エレフリス・モンテロ内野手(27)だ。3点を追う八回に桐敷から1号ソロをマーク。今季のチーム初本塁打を放ち、自慢のパワーを見せつけた。チームは昨季から阪神相手に7連敗。4日は天敵・大竹を打ち崩し、“虎アレルギー”を払拭する。

 待望の一発がようやく飛び出した。モンテロが放った打球が左中間席に突き刺さる。敗戦ムード漂うマツダを、一振りで大歓声へと変えてみせた。今季チーム1号は助っ人のバットから。「毎打席、今日みたいに一発で仕留めたいと思っている。自分の仕事をしっかりやりたい」と、静かな口調に思いを込めた。

 3点を追う八回だ。この回から登板した桐敷に対し、カウント1-1から甘く入った149キロを逃さなかった。強烈な打球音が響くと、白球はライナーでスタンドイン。相手左腕が本塁打を浴びるのは、2023年8月9日・中日戦以来、約3年ぶり。難敵から貴重な一発を放つも、「ホームランという形になったけど、負けたのが悔しい。勝利に届かなかった。あれだけじゃ足りない」と厳しい表情は変わらなかった。

 2日・ヤクルト戦(神宮)に続き、「8番・一塁」でスタメン出場。同戦で安打は出なかったが、この日ようやく自慢のパワーがさく裂した。新井監督は、「いいホームランだったと思います」と納得顔。試合前まで12球団で唯一、チーム本塁打が記録されていなかった中、今季6戦目にして初の放物線がマツダの夜空に描かれた。

 チームに目を向けると、厳しい数字が並ぶ。昨季のセ王者・阪神に敗れ、同戦は昨季から7連敗。25年の対戦成績は6勝19敗で、マツダに限れば2勝11敗と、力の差を見せつけられた猛虎に今季も黒星スタートとなった。モンテロは「タイガースのピッチャーは本当にいい仕事をしている」と苦戦を認めた上で、「ずっと負けていることは分かっている。あすは勝てるように頑張ります」と早期の“虎アレルギー”払拭を誓った。

 打線は開幕2戦目から5試合連続3得点以下と、得点力不足に苦しんでいる。まずは「3」に伸びた連敗ストップへ-。4日の一戦で立ちはだかるのは“鯉キラー”の大竹だ。昨季、チームが1勝6敗と翻弄(ほんろう)される中、宿敵から2本塁打をたたき込んでいるモンテロのバットにかかる期待は大きい。「試合に出たら、100%自分の仕事をしっかりやりたい。それだけです」。勝利に直結する一振りで、自身の価値を証明する。

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