広島・栗林「もどかしい気持ち」抱え12日先発予定「まだ先発として一度も三者凡退ができていない」

 広島の投手指名練習が9日、マツダスタジアムであり、12日のDeNAとのオープン戦(横浜)に先発が濃厚な栗林良吏投手(29)は結果にこだわると意気込んだ。前回登板した4日の教育リーグ・中日戦(由宇)は4回7安打3失点と打ち込まれた。開幕ローテ争いに踏みとどまるためスコアボードに0を刻む。10日は森下、11日は床田の先発が予想され、岡本は12日に登板する見込み。

 不退転の決意だ。栗林は「結果が出てないのは自分だけ。そういうのは、ずっと感じている。だからこそ、もどかしい気持ちもあります」と唇をかんだ。開幕ローテ入りを勝ち取るためには、次回登板での結果が必要。強い思いで腕を振る。

 先発が濃厚な12日のDeNA戦では先頭打者に細心の注意を払う。「まだ先発として一度も三者凡退ができていない。先頭打者をしっかり切りたい」。4回7安打3失点だった前回4日の教育リーグ・中日戦も立ち上がりに苦しんだ。

 鍵を握るのは「投球テンポ」の改善。これまでは「長い回を投げたい」という意識が強くあり、自分の間合いを作れずにいた。投げ急がず、時にはあえて時間を使うことで、一球一球に集中する場面を作る構えだ。

 精神面ではあえて「リリーフの心構え」でマウンドに上がる。「先頭からピンチのつもりで投げないと、リリーフの時みたいに1球目から出力が高い球が投げられないのかなと思う」。打たれた要因を分析し、その答えにたどり着いた。

 開幕まで3週間を切った。内容を示し、結果を出すことでしか道は切り開けない。前回登板の課題を修正し、同じ轍(てつ)は踏まない。

 「しっかり抑えることができれば、自信にもつながる」。DeNA戦は昨季7試合の登板で防御率11・37。打たれた相手を封じ込めることで手応えをつかみ、ローテ争いを勝ち抜いてみせる。

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