広島 捕手・二俣が「今日は一番の収穫」新井監督手放し絶賛 体張ってブロッキングする様に「大きい存在になる」
「オープン戦、ヤクルト4-1広島」(23日、ANA BALL PARK浦添)
扇の要としての役割を堂々と全うした。広島・二俣翔一内野手(23)が1軍の対外試合で初めて捕手として出場。スタメンに名を連ね、最後までマスクをかぶった。敗戦の中で背番号99が見せた奮闘は、チームにとって大きな収穫となった。
「9番・捕手」で起用され、今季から先発に挑戦している栗林とバッテリーを組んだ。「リードが変化球に偏ってしまった」と初回から走者を背負う苦しい展開も、右腕の宝刀・フォークを必死にブロッキングするなど、2回無失点を演出。その後は反省を生かし、直球を軸に組み立てるリードに変更し、計8投手を最後まで懸命に導いた。
特に評価を高めたのが7番手・斉藤優が4与四球と乱れた八回だった。走者を得点圏に置く中、何度もベース手前で跳ねる悪球に対し、体を張ってブロッキング。「三塁に走者がいたので、1点もやりたくなかった」と執念を見せた。試合を通して計2暴投が記録されたが、捕逸はなし。「形よりは身体に当てて前に落とす。練習でやっていたことができた」と胸を張った。
新井監督は「完璧に捕手ができるなと。今日は一番の収穫じゃないかな」と手放しで絶賛した。「捕手・二俣」のオプションがはまれば、選手起用の幅が大きく広がる。「ベンチにいたら大きい存在になると思う。自分はどのポジションでもっていう考えでやってます」と二俣。唯一無二のスーパーユーティリティーが、逆襲を狙う新井カープを支えていく。





