広島・玉村が熱投204球 新井監督が猛ゲキ「危機感はあるんじゃない?」「チャンスは若い選手に移っていく」

 ブルペンで投げ込む玉村
 4チームに分かれた投手野手混合リレーで、第1走者を務める(左から)斉藤、玉村、佐藤啓、佐藤柳(撮影・市尻達拡)
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 「広島秋季キャンプ」(19日、日南)

 広島の新井貴浩監督(48)が19日、玉村昇悟投手(24)に猛ゲキを飛ばした。これまでは期待の若手として優先的にアピール機会を与えてきたが、他の若手左腕に台頭の気配。来季は自力で争いに勝ち、先発ローテをつかみ取ることに期待した。玉村は指揮官の思いに呼応するように、ブルペンで204球の熱投を見せた。

 もっと上へ。期待が大きいからこそ、新井監督は玉村の現在地を冷静に見つめた。今季は先発としてキャリアハイの6勝を挙げた左腕だが「ローテーションを勝ち取ったじゃなくて、ローテーションの中にいたという感じでしょ?」と指揮官は語り、「彼も危機感はあるんじゃない?」とハッパをかけた。

 1年前から玉村の立ち位置は急激に変化した。昨オフまでは先発候補の中で一番の若手として「優先的にチャンスを与えていた」と指揮官。玉村は6勝を挙げたが、同じ左腕の高、佐藤柳も先発として勝利を挙げた。さらにシーズン終了後からは、辻、滝田の両左腕も先発としての可能性を示し、首脳陣からの評価を上げている。

 玉村にとって高と滝田は同い年で、辻と佐藤柳は年下。新井監督は「左投手で自分よりも年下の投手が出てきているというのは本人も感じていると思う。限られたところでいいものを見せていかないと、チャンスは若い選手に移っていく」と厳しさをにじませた。

 この日の玉村はブルペンで204球を投げ込み、今キャンプの投げ納め。新規習得を目指すフォークは「まずまずかな。持ち球に入ってくるのかなと思う」と手応え。新左腕王国誕生へ、進化を止めない玉村が競争の主役となる。

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