広島が3連敗で15年ぶり借金18 9月は6勝16敗 常広が一挙8失点と崩れる
「広島2-10DeNA」(28日、マツダスタジアム)
広島が3連敗で2010年以来15年ぶりの借金18に到達した。9月は6勝16敗で終えた。
初回にモンテロに適時打が飛び出し、先制に成功。しかし、先発・高が二回に押し出し四球を与えてすぐに同点に追いつかれた。その後、試合は膠着(こうちゃく)状態となっていたが、七回に高卒新人・菊地ハが一時勝ち越しとなる適時打を許した。
それでも直後の七回に制球を乱していた藤浪を攻め立てて満塁の好機を迎えると、中村奨が犠飛を放って、一時同点に追いついた。だが、八回にリリーフへ配置転換された常広が大炎上。8失点を喫した。
この日は三回途中に先発・高がビシエドのピッチャー返しの打球を脚部に受けて緊急降板。さらに七回には代打・ファビアンが左膝付近への自打球で緊急交代した。1試合で2人が負傷交代する不運にも見舞われた。
試合にも敗れて踏んだり蹴ったり。9月は6勝16敗、勝率・273でフィニッシュ。昨年の5勝20敗には及ばないが、苦しい月間成績となった。借金も2010年以来の「18」にまで膨らんだ。




