「ロッテ６－１広島」（１０日、ＺＯＺＯマリンスタジアム）

　広島は完敗で連勝が３でストップした。相手先発・サモンズに八回先頭まで無安打の快投を許し、敗戦した。交流戦は４勝３敗となった。

　サモンズには初回は中村奨成が左飛、小園が空振り三振、ファビアンが一邪飛に倒れた。その後も左腕の内角攻めに苦戦。走者は二回先頭でモンテロが四球、三回先頭で菊池が死球、六回２死から小園が遊撃の失策で出塁したが、『Ｈランプ』が遠かった。

　無安打で迎えた八回にようやく快音。今季初スタメンの先頭・上本が左中間を破る二塁打でチーム初安打をマークすると、菊池が四球を選んで、サモンズが降板。その後、中村奨の二ゴロの間に三走が生還して、完封負けは阻止した。

　昨年６月７日の同戦では大瀬良大地がマツダスタジアムでノーヒットノーランを達成。１年後にあわや“ノーノー返し”を食らうところだったが、なんとか回避した。

　先発・玉村は六回途中４失点で５敗目。これで広島の交流戦は４勝３敗となった。