広島がまさか…ゲームセットのはずがまたも守乱 小園が九回2死から一塁へ痛恨悪送球 十二回に無念のサヨナラ負け
「巨人4-3広島」(29日、東京ドーム)
広島が勝利目前でまさかの守乱により同点に追いつかれた。試合は延長戦に突入したが、十二回にサヨナラ負けを喫して無念の4連敗となった。
九回のマウンドに上がった栗林。2死一塁から若林を三ゴロに仕留めたかに思われたが、小園が一塁へ痛恨の悪送球。ファウルグラウンドを転々とする間に一塁走者が一気に生還してしまった。その後、栗林は2死一、二塁とサヨナラのピンチを招くも、最少失点で切り抜けた。
広島は現在3連敗中。その期間、いずれも痛い失策が致命的な失点につながっていた。試合は延長戦に突入し、十二回に中崎が連打から1死二、三塁とピンチを広げ、最後は甲斐にセンターへ犠飛を打ち上げられてサヨナラ負けを喫した。
新井監督は試合後、小園の悪送球について「まあ取り返してもらいましょう。まだ明日も試合もあるわけだから」と語り、「あのカウント3-2でランナーもスタートを斬るし、特にあそこはではなくてランナーもいるからハーフバウンドで止めにいっても良かったかなと思う。そこはね、経験していってもらいたい」と振り返った。